第4回目は鶴田 晴美(つるた はるみ)さん。
専業主婦ではありますが
多趣味で様々な活動をされている晴美さんの
美しさと活気で溢れる晴美さん。
東京と那覇を行き来する
河村慎吾のメイクレッスンには
少し違った角度から
興味を持たれたそう・・・。
レッスンに通うことになったきっかけは
美容室での出逢いからでした。
▼受講履歴
メイクグループレッスン(ビギナーコース)
メイクグループレッスン(マスターコース)
コスメ同行ショッピング 2回
-河村慎吾のメイクレッスンに通い始めた理由を教えてください。
15年ずっと通っている美容室で
慎吾先生と出逢いました。
髪を流してもらっているとき
隣のシャンプー台でお話しされている
男性の声がとても
素敵だったんです。
私は趣味で
『朗読』をしていることもあり
人一倍、声には敏感。
さらに、ちょっと
スピリチュアルな話の内容も
興味深くて。
「髪を流していると、
その人の波動が分かるでしょう?」とか
「頭に触れるとなにか感じるものが
あるでしょう?」とか
そういう話をされていたと思います。
髪を洗ってもらっている間
直接見えませんでしたので
「一体どんな方なのかな?」と
想像していました。
その日は店内に他のお客さんが
いませんでした。
帰り際に美容師さんが慎吾先生のことを
メイク講師としてご紹介してくれました。
それがきっかけとなり
慎吾先生のサロンへ通うことに。
「メイクレッスンを受けたい!」というよりは
慎吾先生ご自身に興味がありました(笑)
ただ技術を教わるだけのお教室だったら
通っていなかったと思います。
-なんと・・・!ちょっと特殊な理由ですね。実際にレッスンが始まってからはいかがでしたか?
予想した通り、普通のメイク教室では
ありませんでした(笑)
「なぜメイクをするのか」
メイクの裏側にある精神論を学ぶ教室です。
ビギナーレッスンの第1回目は
メイク道具には一切触れませんでした。
レッスンを通じて
「どんな思いで、どんなふうになりたいか」を
徹底的に考え抜きます。
メイクの実践によって
外側を美しくするというより
内面の美しさを充実させ、
その人らしい魅力を
引っ張りだすというレッスンですね。
シミやそばかすを隠すためのメイクじゃない。
すべてをひっくるめた美しさを見出していく。
グループレッスンだったこともあり
一緒に学ぶ生徒一人一人に対する
慎吾先生の接し方から学ぶこともありました。
先生は相手を見極め
「この人にこういう風になってほしい!」という
熱意がはっきり伝わり、
そばで見ていて臨場感がありました。
自信がない生徒さんに対して
「なんでなの?」「どうしてなの?」を
とことん突き詰める。
本人の心の中の言葉にならない声を
言語化して口から出して
自分の気持ちを発散させようとする。
それによって
気づきや学びを得る方も
多いんではないでしょうか。
慎吾先生は真正面から
ぶつかろうとするので
時には涙を見せる生徒さんも
いらっしゃいました。
その時はレッスン終了後に
受講生みんなでお茶をして
励まし合いました。
メイク教室を卒業するときには
苦戦した方ほど
大きく変化していました。
きっと自分の思い込みを捨てて
殻を破れたからではないでしょうか。
-晴美さんご本人の中では何か変化はありましたか?
女性として長い間お化粧をしてきましたが
慎吾先生からは全然違う仕方のメイクを学べました。
例えば、朝のメイクの時間をじっくりとって
自分と向き合う時間にするということ。
私の部屋にあるデスクの真正面は大きな窓。
朝日が昇ると東向きのその窓からは
たっぷりの太陽光が降り注ぎます。
私はサンキャッチャーとカラーの
セラピストをしていて
窓辺にはたくさんの
サンキャッチャーを吊るしています。
部屋中に色とりどりのプリズムが飛び散る朝。
窓を思いっきり開けて
心地よい風を取り込み
デスクの上に三面鏡をセット。
メイクボックスを開き
1本の指で優しく、いたわって肌に触れる。
レッスン終了後、約1年が経ちましたが
大切な朝の習慣を今も忠実に続けています。
メイクが終わったら
「今日も頑張ろう」「かわいくできた♪」って
鏡越しに自分に話しかけています(笑)
朝だけではなく
出先で使ってメイク直しするときも
鏡を見るタイミングは
私にとってマインドセットの時間に
なりました。
慎吾先生がプロデュースした
美しい花をかたどった
Mother Mirrorの手鏡を
普段から持ち歩いています。
そのすてきな鏡も
自分自身のテンションを上げる秘訣です。
人と会うときは、自分のコンディションが
良い状態でお会いしたい。
メイクはエチケットでもあるし
美しくあることで
自分のテンションを上げていくことを
大切にしています。
-素敵です!晴美さんが今後目指している目標みたいなものがあれば、教えてください。
最近、私の周囲は二極化が進んでいます。
いつまでも女性としての
華やかさをもっている人と、
もう女性卒業!?というくらい
見た目を気にしない人。
私は読者モデルをしていることもあり
普段から美容への関心は高い方ですが
誰でも「意識を変えれば自分を変えられる」と
いうことを分かってもらえない。
綺麗なのは「読者モデルだからでしょ?」と
いう風に捉えられがち。
年齢を重ねても、
美しくいたいと思う人は
いつまでも美しくいられるのに、
そのことに共感してくれる同世代は少ないです。
素直に受け入れて、何にでも興味を持って
「面白そう!」と取り組める人は
見た目も中身もどんどん変わる。
そのことを私はたくさんの人へ
お伝えしたいけれど、伝え方が分からない。
だから私自身が美しくあろうとすることで
周囲のみなさんが「綺麗になりたい」って
思ってもらえるようにしたいです。
もちろん外見だけではなく、
いつも幸せに内面から
人生を楽しみたい。
-素敵です・・・! 晴美さんはグループレッスンのほかに、コスメ同行ショッピングも受講されていますよね? しかも2回も・・・!
はい。1回目はレッスンに通い始めてすぐの頃でした。
恵比寿ガーデンプレイスの
三越の入り口で待ち合わせ。
待っていると慎吾先生が
歩いてやってきました。
すぐにコスメを見に行くのかと思いきや
まずはカフェに入りヒアリング。
いろんなことを聞かれすぎて
内容は良く覚えてません(笑)
「最近どんなことを思っているか」とか
コスメに関係のない質問でした。
慎吾先生は丁寧に
カウンセリングシートに
私の回答を書き取っていました。
それから、いよいよコスメ売り場へ。
「今ここで買わなくてもいいよ」と
カウンセリングシートに
メーカーや品番をうつすだけではなく
テスターの色をのせて
イメージしやすいようにしてくれました。
とても充実した楽しいひとときでした。
そのカウンセリングシートを持って
後日、別の百貨店へ買い物に。
美容部員さんが
「すごく素敵ですね!
そんな風にしてくださる方が
いらっしゃるんですね!
初めて見ました」と
驚かれていたのが印象的です。
2回目はビギナーコースが終わってすぐ。
レッスンを通じて
自分が変わったのが
自覚できるほどでした。
慎吾先生に「またコスメ同行ショッピングを
お願いしようと思っているのですが、
いつが良いでしょう?」と尋ねてみたんです。
そうしたら「レッスンを修了して、
すでに晴美さんの意識が変わっています。
すぐ行きましょう!」と
予定を調整してくれました。
場所は最初と同じ
恵比寿ガーデンプレイス。
とても暑い夏の日でした。
カウンセリングも先回同様に行いましたが
アイシャドウもリップもチークも
ファンデーションですらも
1回目とは全然違うチョイスになりました。
柔らかいものを選んでいただいた初回に対して
2回目ははっきりした色合いに。
主張する色が不思議としっくりきました。
ショッピングが済んで外に出ると
慎吾先生が写真を撮ってくれました。
私は黒いノースリーブの
ロングワンピースに
カーデガンを重ねていました。
「カーディガンを脱いでください」と言われ
二の腕を出すのをためらっていると
「絶対その方が素敵だから!」と
笑う慎吾先生。
今までの私と違うイメージに戸惑いながら
子供と同じくらいの若い男性に
なんだか母の気持ちになりました。
まるで息子とのデートのよう。
コスメ同行ショッピングは
メイク教室以外で慎吾先生に会える
楽しさもありますね。
-レッスンを通じて河村慎吾の言葉で印象に残っているものがあれば教えてください。
「化粧は一生稽古」という言葉です。
メイク教室を卒業するときに慎吾先生が
「一生メイクをするから卒業はないんだよ」と
おっしゃっていたんです。
女性だけど、そんな風に
考えていたことはなかったな・・・と。
私はクラスでも比較的年配の層に入りますので
他の若い生徒さんより残っている時間が少なく
より深く自分自身に響いた言葉でした。
最後の最後の最後まで、
女性でいたい。
きちんとお化粧をして、
いつまでも綺麗でありたいと
実感した瞬間でした。
あとは・・・言葉ではありませんが
慎吾先生の握手が強く印象に残っています。
いつもレッスンの終わりにお見送り下さって
両手で握手して下さいます。
「握手の仕方で優しさを感じることができる」と
お話されていました。
決して優しいだけじゃない
慎吾先生のメイクレッスン。
予定の終了時刻を超えることもしばしば。
レッスンが終わり、教室のドアを開けて
廊下を歩いて入り口まで
慎吾先生はいつもお見送りをしてくれました。
写真撮影をすることもあり
レッスン後は和気あいあいとした雰囲気。
出口まで辿り着くと
「ありがとうございました」と手を差し出す慎吾先生。
何気なくこちらも手を差し出すと
片手ではなく、両手でふわぁと優しく
包んでくれました。
私にはそれが
今日来てくれたことに対する
感謝であると同時に
レッスンの最後の
無言の『教え』のように
感じられました。
言葉で教えてもらうことは全て理解できない。
レッスン中に言われたことを
後から日常生活で実践を通じ
気付くこともある。
「これからが
あなたの本番なんですよ」と
握手に想いを込めて
慎吾先生は教室の外へ出ていく
生徒ひとりひとりを
送り出してくれていたんじゃないかな。
握手をする機会は
最近なかなかないけれど
もしあれば、私も慎吾先生のような
握手をしたいものです。
-河村慎吾のメイクレッスンをどんな方へ勧めたいですか?
何でも試してみようと
好奇心旺盛でポジティブな方です。
慎吾先生のレッスンはかなり独特なので、
万人には受け入れられないかもしれません。
そして前向きじゃないとついていけない!
慎吾先生はネガティブな方にこそ
レッスンを受けてほしいのかもしれないですが、
ある程度は受け入とる側が
打たれ強くないと暗い気持ちになるかもしれません。
それくらい全力でパワーを
要するレッスンです。
ポジティブな人へは
「面白いよ!刺されるけれど、
快感になるから行ってみなよ」と紹介しています。
慎吾先生の愛のムチをプラスに転換できる人は
自分を変える絶好の機会になると思います。
メイク教室なので
外見のことを他人にいろいろ言われる訳ですが、
本人にとっては、なかなか向き合いづらい。
だけどそれを踏まえて、
受け入れられると脱皮するんじゃないかな!?
なんやかんや言われても、
みんな慎吾先生のアドバイスや宿題を
きちんと行いますね。
「毎日Facebookグループに自撮り写真をアップして!」とか
「次のレッスンにはこんな服を着てきて!」とか。
みんなで前向きに受け止めていく、
そういう波動が教室にはあります。
レッスン同期の卒業生同士で、
今でも時々会う人がいますが、
話題の中心はやっぱり慎吾先生(笑)
最後に会ってから、長く間が空いても
何か気になる、不思議な人。
人間的な魅力がある人ですよね。
今後ももっともっと活躍して、
慎吾先生によって美しく
いきいき過ごせる女性が増えたらいいですね!
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